法然上人像 画像

法然上人 800年大遠忌 記念制作「法然上人像」

彫刻家 馬場美文(行動美術協会 会員 事務局長) 原形制作
    

サイズ:高さ 1m 幅 1m20cm 奥行き 90cm(等身の120%大)

作品本体に制作者のサイン、限定数刻印 作品証明書付

GFRP製
98万円(税別)30体限定
ブロンズ製
330万円(税別)30体限定

 


「馬場美文(ばば よしふみ) 略歴」
 1945年 長野県長野市生まれ 和光大学卒、舟越保武先生に師事 
 個展、グループ展多数
 現在、行動美術協会彫刻部事務局長


(主なコレクション)
 米国ハワイ:小錦記念館 和光大学:梅根記念館 東京都町田市:駅前通り 他多数

制作進行について

このたびセキセイ堂では平成23年法然上人800年大遠忌に向けまして法然上人像を制作させて頂きました。
セキセイ堂は浄土宗大本山増上寺での御忌大会へ毎年参加しており、平成21年の御忌にて、皆様の前に法然上人像を発表いたしました。
全国からお集まりになった浄土宗寺院の先生方、檀家の皆様よりお褒めのお言葉を頂き、大変有り難く思っております。

法然上人の銅像・ブロンズ像はこれまでも世の中に存在していましたが、作家の感性が伝わってくる作品や、造形的に優れた作品は見当たりませんでした。
残念ながら、これまでの法然上人の銅像・ブロンズ像は制作の作業効率を優先させた個性や芸術性の無い像が多かったようです。

このたび、法然上人800年大遠忌を向かえるにあたって、当社では「芸術作品として鑑賞出来る法然上人像を作ろう」という事になり、行動美術協会会員(事務局長)の彫刻家・馬場美文先生に原型制作を依頼しました。
熟練した彫刻家の感性と技術により、法然上人の内面までも表現した、とても芸術性豊かな仕上がりとなっています。
作品証明書付きの限定制作品ですので、美術彫刻としての希少価値もございます。

また、当社が企画・総販売元ですので、着色のお好みにも対応が出来ます。
写真の「緑青色」が基本となりますが、それよりも明るくも暗くも可能です。
全体を茶系色に、といったご要望にも対応可能です。

設置場所やご予算などに応じて選べるように、「GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)製」と「ブロンズ製」の2通りの材質をご用意してあります。
それぞれの特徴がございますので、お寺様のご要望に合った材質をお選び下さい。


《GFRPの特徴》
軽量のため取り扱いが簡単です。 大人2人で移動が出来ます。  普段は本堂内に飾り、お祭りなど催しの際には屋外に飾るといった使い方も出来ます。 高所への建立であっても設置作業が簡単で、重量による心配もありません。 もちろん、屋外設置を想定して頑丈に制作してありますので、ブロンズ像と同様に屋外に建立も可能です。 ※屋外設置の場合、設置環境によっては経年と共に亀裂や塗装剥離がおきます。 屋外に設置した際は数年に1回の間隔でメンテナンスが必要です。


《ブロンズの特徴》
銅を主成分とした銅合金による美術鋳造品ですので、美術品としての価値もございます。 経年変化と共に自然の緑青が出てきますので、お手入れを継続していけば趣のある古色へと変化していきます。 頑丈で耐久性が高い分、重量もございます。 そのため、室内で飾るよりも、屋外の安定した場所への建立をお勧めいたします。 永代受け継がれていく「寺宝」にふさわしい作品です。




「メンテナンスについて」
いずれの材質でも、屋外設置を想定して頑丈に制作されていますが、酸性雨や紫外線といった自然環境により、変色などの表面変化はおこります。
(設置環境によって年数には差があります。)
美しい状態を維持していくためにも、表面変化が目立つ前に、専門家の手で定期的にメンテナンスされる事をお勧めいたします。 

価格、ご注意事項について

価格は、材質によって異なります。

《GFRP製》 98万円 (税別) 納期:ご注文後約1ケ月
GFRPとは「ガラス繊維強化プラスチック」の意味で、軽量かつ強度のある素材です。 
現在は屋外の造形物の主流となっており、近年は寺院に建てられる屋外像も、このGFRP製の像となってきています。
軽量ですので移動や設置作業も簡単です。内部に金属支柱を取り付けていますので、強度も高くなっています。
青銅色に着色し、外見はブロンズ製と同じです。(写真はGFRP製を青銅色に着色し、ブロンズ調に仕上げたものです。)

仏具屋さんで唐金製と表記している大型像には、「電機鋳造」という極薄い鋳造品に、内側から樹脂で補強を施したものがあります。
しかし、電気鋳造品は金属膜に色乗りが悪いため、退色が早くなります。
この作品のようにGFRPの表面を青銅色に着色し、表面コーティングする方が高級感のある仕上がりが出せ、設置後のメンテナンスも簡単です。


《ブロンズ製》330万円 (税別) 納期:ご注文後約2ケ月
最高級仕上げの美術鋳造品です。 銅を主成分にした銅合金で、とても頑丈で恒久性があります。
表面を酸化皮膜で保護した上に、緑青顔料にて着色します。
経年変化と共に自然の緑青もふいてきますので、定期的なお手入れを継続していけば、古くなるほどにとても味わい深い雰囲気になります。
代々受け継がれていく寺宝としてご愛蔵ください。


*送料・取付設置費は別途お見積致します*
お寺のご住所、作品材質・設置場所によって異なりますので、詳しくはお問合せください。
作品を乗せる石台座は、お寺に出入りされている石屋さんが制作される事が多いと思います。
取付設置を石屋さんが行う場合は、作品のみを石屋さんへ直送する事も可能です。

(送料・取付設置 料金例) 関東エリアの場合
《GFRP製》  送料4万円 取付設置費6万円
《ブロンズ製》 送料8万円  取付設置費12万円   *消費税別
上記料金は一般的な例です。 設置場所が高所や車の進入が出来ない場所の場合は割増となります。


*銘板、碑文板などの制作をご希望の場合は別途ご依頼下さい*


「お支払方法」
この作品は半特注制作のため、申込後に前金として半額をお支払ください。
前金のご入金確認を持って正式注文となります。 残金(残り半額)は納品時にお支払ください。

「返品対応について」
この作品はお申込受付後に、ご希望の材質に合わせて最終仕上げやブロンズ鋳造をおこなう、半特注制作となります。
そのため、納品後の返品には応じられません。 
納品前の場合は解約を受け付けますが、前金分はお返し出来ません。

「ご注文・お問合せ」
お電話かファックス、または電子メールにてお申込ください。

原型作品をご覧になりたい場合、東京都町田市の工房にてご覧頂けます。
お気軽にご連絡下さい。